DD-3を修理してみた
ジャンクのDD-3を買いました。
中古エフェクター屋さん行ったらジャンク品の箱にBOSSのDD-3が2000円で売ってました。これは修理に成功したらお得だと思って早速買ってきました。
状態
- 音量が小さい
- E.LEVELの調整可能
- F.BACK有り
- D.TIMEの調整可能
- 各モードは使える
ネットで回路図を見つけたのでこれを参考に故障の原因を探っていきます。
http://www.synfo.nl/servicemanuals/Boss/DD-3T_SERVICE_NOTES_3rd.pdf
作戦1:ボリューム抵抗
音量が小さいのはきっと、入力か出力の間にボリューム抵抗が挟まってて、その不調かもしれないと思ったので、ボリューム抵抗をチェックしてみます。
回路図からも使われてるボリューム抵抗は3つだとわかるので、それぞれテスターで見ていきます。
E.LEVELの50kΩ抵抗の1と3の端子で抵抗値を測って見ると25kΩ程度しかない……
これを交換したら直るぞ!楽勝!と思ったらどうやらこの抵抗、2つの50kΩが並列に並んでいたから半分しか値が出なかったみたい
次の作戦に行きます。
作戦2:オペアンプ
音量が小さいのは、オペアンプでの増幅が上手く行ってないからかもしれないと思って、今度は回路図からオペアンプを探す。
インプットからアウトプットまでまっすぐ見ると間にあるM5218Aがオペアンプらしい。調べてみると4558系らしいので、M5218Aを外して、新品のNJM4558を繋げてみる。
……変化なし……音量は小さいまま……。
次の作戦を考えます。
作戦3:はんだ
とりあえず、地道にはんだを付け直してみます。
直ってくれるかな?
(11/2追加)
はんだの付けあととしばらくにらめっこしてたけど、悪そうなところが見当たらない。銅線は全て導通している。ちょっとはんだ付け直したりしたけど変わらない。
もう一回、回路図を見直すことにします。
作戦4:IC不調
たぶん、こういう仕組みで動いているんだと思います。
原音は鳴っているので、inputからoutputまでの直線上は問題ないはず。
エフェクト音が小さいので、原音から分岐した後に問題があるはず。
エフェクト自体はかかっているので、分岐後からコンパンダというIC辺りが怪しいな、という感じです。
どうやって確認したらいいんだ。