フランス留学記 31日目

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今日はローマ最終日。夕方にはパリに戻らなきゃいけない。時間もないから朝イチから観光に出かけた。

今日はバチカン市国に行ってきた。

バチカン近くの駅で降りてサン・ピエトロ広場にまず向かった。そのまま歩いてたらすんなり着いちゃった。そういうノリで行けちゃうんだ。

綺麗な広場の真ん中にオベリスクがそびえ立っていた。正面にはサンピエトロ大聖堂。軽い荷物検査だけで入れた。

聖堂内は豪華な装飾がされてたけど華美じゃなくて、朝早かったから人も少なくて厳かな雰囲気がした。

 

大聖堂の上の塔にも登ってきた。10€払ってエレベーターと階段で登った。階段がめっちゃ狭かった。今こそ観光名所になってるけどだいたいこういう場所は最低限の通路しかないのかな。サントシャペルのときもそうだった。

上からの眺めはすごかった。下見ると球面の屋根があってどっちかというと怖かった。なにか落としたらそのまま滑り落ちて行きそうで。朝早かったから街は結構霧がかってて遠くまでは見えなかった。けど眺めは良かった。サン・ピエトロ広場を上から一望できた。

 

次はバチカン美術館に行ってきた。大聖堂とは違う所にあって入口が外周を回ったところにあった。

入口に向かってたら黒人の人に話しかけけられて、「並ぶと2、3時間かかるよ」「少し離れたところの事務所でチケット買うと列を飛ばせるよ」「自分はバチカンで働いてるから怪しくないよ」ってしきりに言われた。怪しいなと思ってたら同じことをいう人がどんどん出てきた。もう怪しさしかないね。提示してくる値段も明らかに高いし。

誘いを振り切って列に並んで、ちょっと調べてみたらどうやらネット予約した入場券を上乗せして観光客に売ってるみたい。何も知らない人だったら騙されそうなかも。けどさすがに同じ手口を使ってくる人が多すぎるから明らかすぎて笑えてきた。

結局美術館には30分で入れた。

 

 

バチカン美術館で一番有名なのは、最後の審判とかかな。最後の審判が展示されてる部屋は撮影禁止で一番人がいた。

他にもギリシャ神話関連の彫刻、エジプトの遺物、絵画、タペストリーがたくさんあった。

あとこのよく倫理の教科書に載ってる絵。プラトンアリストテレスが中央にいるやつ。

館内が広かったのと大聖堂登った疲労もあって、観終わったあとあとはくたくただった。

 

お腹も空いたし、ローマ出るまえ最後のご飯だから美味しいものを食べようと、いい感じのレストランに入った。

ラビオリを注文した。

美味しい…。ラビオリもそうだけどトマトソースが美味しかった。

友達の頼んだスパゲッティも食べさせてもらったらこれもめっちゃ美味しかった。麺の旨味が相当だった。

 

フライトまでまで時間があるからポポロ広場によった。建物とか完全にシンメトリーでちょっと感動した。

 

たった数日間だったけどかなり色々観れたかな。まだ色々食べてみたかったという思いを残してパリに戻った。